STAFF

社員紹介

商品企画・開発
2019年入社

なおえ

実務を通して学んだ
ものづくりを担う人間にとって
大事なこと
特徴
ちまちました作業が好きです
大切なもの
家族、模型、バイク
仕事のこだわり
商品開発はまず自分が一番納得していないといけない

業務の内容について教えてください。

立体造形商品の原型をつくる仕事です。工程で説明すると、粘土の原型をつくり、シリコンで複製をとり、彩色などを行います。現在はデジタルの普及でデータ原型の作成を行った後に3Dプリンターで出力して、磨いたものが原型になります。

業務そのものは各事業部の開発担当から依頼があるんですか?

はい、事業部から依頼があります。そこから素材や発売日といった基本的な部分を固めながら実際につくってみる、という進行が多いですね。作業の順番としてはデータ作成、原型出力後の磨き作業と彩色作業です。量産後に入荷時の量産品の検品もします。

企画から制作完了までどのくらいの期間ですか?

複雑なものでなければトータル1ヶ月ぐらいかな。データ作成の作業自体はおおよそ1週間ほどで形にできますが、その後の修正作業諸々でだいたい1ヶ月の計算です。

一連の作業の中で一番楽しい業務はどのパートですか?

一人で黙々とやっているときかもしれません。とはいえ、すべてを一人で行うわけではなくて、彩色作業はみんなで作業を分担することもあるので、そういう時はチーム一丸となって進めますね。

仕事をする上でのこだわりや譲れないところは?

商品になる、発売してお客さまに届くのなら、まず自分が一番納得していないといけないなと。世の中に出る前に自分がいったん納得してないと出しちゃいけないと思っています。基本的には職人気質ですね。

うれしいなと思う瞬間は?

お客さまが喜んでくれたらそれはもちろんうれしいです。他には原作者の方や監修担当の方に“よく出来てるね”というお声をかけてもらったり、メカとかかっこいいのが好きなのでそういう商品を担当したときは盛り上がります、自分の中で(笑)

なおえさんのモチベーションは?

とりあえず今は上手くなるしかないという…ただただつくりたいです。入社してから技術が向上したように思える反面、まだまだ全然だなという思いもあります。
他社のいい商品を見たときなんかは、“もっといい商品をつくれるようになりたい”と思うこともあります。逆のパターンでは自分が担当した商品が良い評価を受けていたり、お客さまが喜んでくれたりすると、もっとがんばろうと思えます。

入社してからどうやって仕事を覚えてきましたか?

最初は自分の力でつくってみて、そこから指摘が入りますね。一から何もかも教えてもらうというよりはあくまでも、自分である程度形にしてみてそこからどうよくなるかのアドバイスをもらう形ですね。原型メンバー同士で“こうがいいね”みたいなやり取りが多いです。先輩たちはみんな優しいですね。仲も良くて、僕は年齢が離れてるんで親戚みたいな…(笑)新商品の展示準備期間は忙しいのですが、一つの目標にみんなで向かって一生懸命やっていく、そういうときはみんなに助けられているなって感じますね。

学校で教わらなかったことや仕事だからこそ知り得たことはありますか?

学校で教わってなかったことは…やっぱりありますよね(笑)基本的に学校や個人で制作する場合、お客さまや量産性についてはほとんど考えないのではないでしょうか。実際に商品として制作を進めると、量産のしやすさやお客さまの安全、そういった部分を加味して修正を行う場合もあります。それは仕事でないと学べないですよね。ここがんばってやったけど全然ダメだった、みたいなこともあります。

なおえさんの今後の目標、やってみたいことを教えてください。

そうですね、自分で考えたものを自分で作って、すべてを自分でできたらいいなと。それはものづくりをしているクリエイティブな人ならきっと誰でもそうだと思います。自分だけのものはいつか作らなきゃいけない、そういう時が来るはずだという…(笑)そういうことです。

なおえさんにとって大切なものはなんですか?

家族ですね、僕はおばあちゃんっこなので、おばあちゃんが一番好きなんです。あとはバイクです。乗り始めたのは最近ですけどね。

将来ベネリックで働きたい

みなさんへ

モチベーションは“好き”から

“つくること”自体が好きでやっていかないとモチベーションが保てないんじゃないかなって思いますね。逆に言うとつくることが好きでさえあればやっていけるんじゃないでしょうか。
ものづくりには本当に特化している会社だと思いますね。原型チームは特に好きにやらせてもらってるんで(笑)

職人気質で寡黙に業務をこなす一方、個別だと意外にもいろんなことを話してくれます。ユニークな感性と視点を持ち、話すほどにおもしろく奥が深い彼です。19歳でアルバイトとしてチームに加わり、今も部内一の若さでチームの弟/息子的な存在です。3D原型制作が趣味であるせいか、アイデア出しでは自分の趣味から得た情報、仕事で培った技術、ユニークな感性と若さを武器に、周りが想像もしなかった面白アイデアを出してくれます。まだまだ伸びしろもたっぷり!可能性は未知数!これから彼がどんな造形物を生み出してくれるのか、本当に楽しみです!

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