商品づくりの心得は「安全第一」!!
- 特徴
- 大好きなAMラジオを聞いて夜ふかしをしている
- 大切なもの
- 集め続けている帽子(30個はくだりません)
- 仕事のこだわり
- 品質管理として物事をみるときには「問題が必ず潜んでいる」という前提に立つ
ベネリックのロゴと「安全第一」の刺繍が入った、品質管理のメンバーだけに与えられる作業服で颯爽と登場してくださった、”こじ”さんに仕事についてお尋ねしました!
安心・安全が守られた良い商品を届ける仕事
開発段階の商品には危険や問題が潜んでいる場合があります。しっかり考えて企画しないと商品の一部が危険を及ぼす可能性も否定できません。 もしもご自分の手元に移染という色落ちの現象や、すぐに破れてしまうなど、安心・安全が守られていない商品があったらどう思いますか? 私の関わる「品質管理」は、そういった問題のある商品が、お客さまの手元に届いてしまうことがないように、安心・安全をまもることが主な仕事です。 ときには営業企画や開発担当から、品質管理のチェックが通らないことで販売計画が崩れてしまうと相談されることもありますが、できる限り計画通りに進行できるよう、チーム全員で知恵をふりしぼります。 「安心・安全が守られた良い商品を届けたい」という思いは、誰よりも持っています。
生産直前の商品にミスを発見!大きな問題になる前に防ぐ
以前、生産開始直前のサンプルチェックをしていた際に、
仕様ミスに気付いたことがありました。
もしもそのまま生産され、販売していたら…商品の回収によって手間や費用がかかるだけなく、お客さまやお取り引き先さまからの大切な信用を失うという大きな問題に発展するところでした。
水際でミスに気がつくことができたのは「“問題がある”という前提でチェックをする」という、私たち品質管理独自のこだわりを持っていたからだと思います。
営業から品質管理に異動して“みえた”コト
新卒で入社した時の配属は、品質管理と直接の接点がない営業職でした。部署異動の辞令を受け取った際は、未経験であることに多少の不安がありましたが、周囲の方々の助けもあり、今では品質管理の仕事に自身の強みを活かしながら取り組めています。 営業職の頃にはみえていなかった「なぜ商品の不備が発生してしまうのか」という視点も、部署異動を経験することで養われたと感じています。 今では、良い商品をお客さまに届けるためには、思いきって異なる経験も積んでみるのが大事だと感じています。
“こじ”ってどんな人?
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これまでのベネリックでは、品質管理は私のように開発経験を経てから担当することになっていました。
正直にいうと、当時は畑違いの営業職から異動になった彼に対して、『開発経験がないし、大丈夫かな?』という気持ちも少しありました。
もっと正直にいうと、最近の若者(自分も年寄りの仲間入りだなぁ~)にありがちな、ドライな仕事ぶりも気になっていました。
しかし、教えた事に関する理解力の速さや、メールの文面がしっかりしている事、そして内面は見かけほどドライでないという事がわかるにつれて少しずつ彼への見方が変わってきました。
チームとして仕事をするうちに、彼のことを「この仕事に向いているかもな」と感じられたのは、注意力があるという事でした。
品質管理として、商品の仕様や表示には絶対見落としてはいけないポイントがいくつかありますが、誤りの発見には注意力が必要です。彼にはその注意力が備わっていて、老眼の私に代わってよく誤りを発見してくれています。
現在は次のキャリアを目指し、食品の新しい品質基準書を作成する責任者として日々頑張ってくれています。
私からすれば、お笑いのセンスが無い事、ラジオ番組の趣味が合わない事、昼ご飯を一緒に食べようしない事など、まだまだ言いたいことはたくさんありますが、これからは彼が未来の品質管理業務を背負ってくれるのではないかと期待しています。
品質管理チームの重鎮であり人生の大先輩、やのさん