現在はイベント営業と仕入れ、そのほかにEC運営のサポートなどを行っています。イベント営業の業務については、開催場所の選定から始めるパターンと、場所がすでに決まっている2パターンがありますね。場所と会期が確定したら本格的な準備に取り掛かり、着々とスタッフや商品手配に進みます。スタッフは、エリアに左右されることもあるので、既存店からきてもらうこともあれば、外部委託の場合もあるんですよ。関わる方々は商業施設や人材派遣会社、イベントの施工会社の方がメインですね。設計過程で外部のデザイナーさんとご一緒することもあります。原則として店舗設計は自社のマーケティングチームが担うのですが、僕の所属する部門は外部のデザイナーさんにお願いして、内装など施工の段階でマーケティングチームに入ってもらうスタイルですね。このあたりは各部門の方針があるので、フレキシブルに対応してくれています。
外にいることがほとんどのイベント営業とは打って変わって、仕入れ業務では社内での在庫管理がメインです。発注、商品選定や商談なども行っています。とにかく細かくなんでもやります!仕入れでいちばん大変だな、と思うのはオリジナル商品の発注ですね。3~4か月を見越して発注を行うのですが、正解はないし、数を決めるのが難しいです。
リピート商品なら発売当時の初動を確認しますし、定番品なら月の売れ数から在庫がなくなるタイミングを逆算します。まったくの新商品なら類似商品や同価格帯の商品の動き方を見ます。あとは…店長たちの意見を聞いて数量を調整しますね。在庫管理や発注は基幹システムの機能を活用しつつ、エクセルを使いこなして各所の数字を持ってきて資料やデータを作成しています。もし仕入れを志望する方がいるのなら、エクセルのスキルがあると心強いです。中級(VLOOKUPなど)まで理解できているといいですけど… VLOOKUPを使った経験がある大学生ってあまりいないですよね(笑) 難しいことはできなくても表計算のことを知っていればいいと思います。僕も入社してから覚えました。
営業は売上を上げる、開発は商品をつくるという、誰がみてもわかりやすい成果がありますが、仕入れは「縁の下の力持ち」という部分が大きくて、在庫コントロールができて当たり前と思われがちです。なので、エースや四番バッターを務めたい人には向かないかもしれません。二番打者や中継ぎのような、「この人がいればもう安心」という立ち位置です。ベネリックはわりと前に出たいタイプの人が多い気がしますが(笑)
コミュニケーション能力は伸びたと思います。学生の頃は相手の属性を気にせずにおもしろさやウケ狙いだけでコミュニケーションをとっていたのが、社内、社外、後輩、先輩、上司、相手の立場に応じて話せるようになりました。先輩が話し方のポイントやいろんな立場の人との関わり方を教えてくれたおかげで「ああ、今までと同じ感じではいけないんだ」と、学生気分のコミュニケーション方法がリセットされたと思っています。
爬虫類の飼育をしています。動物園や水族館にも行きますし、生き物全般が好きなんです。出張がある職種なので日々の散歩が必要な生き物はなかなか飼えないのですが、爬虫類は温度管理がきちんとできていればある程度どうにかできます(笑)子どもの頃は巣穴の中を見てみたくて蟻も飼っていました。昆虫、亀、ハムスター、イモリ、自宅で世話ができる生き物は一通り飼いました。
僕はもともと海外に興味があって、でも語学は苦手で(笑) それでも北米、アジアの担当をやらせてもらいました。入社してからは海外事業に携わりたいと話していたからか、前任者が退職するタイミングで「やってみないか」と声をかけてもらえました。自分の語学力は十分理解していたので、知っている限りの英会話を交えつつ、社外の方の協力をいただきながら担当したイベントでは大成功を収めることができました。確か入社4~5年目のころで、自分ではかなり成長につながったと思っています。
直近だと、いま所属している部門の出張でもアジアに行く機会をいただきました。僕の所属部門は国際的なメンバーが多くて、語学力の高い方もいるんですが、やりたいと手を挙げました。
ここまでお話してきた内容と重なりますが、海外事業に関わっていきたいです。ベネリックの海外販売会社があるエリアは、香港、台湾、上海ですが、これからはヨーロッパやさまざまな国に向けてもっと広げていきたいと思っています。日本の素晴らしいコンテンツが海外に受け入れられていくのはうれしいことですよね。僕自身、海外旅行や出張で日本のコンテンツを見かけると心が躍り、誇らしい気持ちになります。だからもっと増やしていきたいですし、ベネリックであればそれができると信じています。他のどの会社でもなくてベネリックでやりたい、できると思うのはやはりこの会社の居心地のよさ、雰囲気のよさがあるからです。
人がいいということに尽きます。よい距離感をそれぞれが保っています。マイナスな発言や罵声なんかは当然ありませんし、かといって過度に仲良くするのではなく、気の合う人同士でうまくやっていると思いますね。
これからのファイトポイントとしては研修制度だと思います。もっと学びたいことや興味のある分野について、決められた研修だけでなくそれぞれのやりたいことや知りたいことを汲んでくれたらありがたいです。いまはマインド的な研修が多くありますが、仕事に直結する実践的なスキル研修もほしい。いろんな選択肢が増えるといいですね。
なんでもとりあえずやってみよう!と思えるといいんじゃないかな。年次や職種にとらわれず意見をきいてくれる会社なので、どんなことでもまずはやってみようと思っている人がいいかも。時には本意でない仕事もあると思うので、長い目で物事を考えられるとよりいいですね。意見を伝えていくことで状況は変わりますし、与えられた業務を全力でマスターして、なおかつ前向きでいられるといいんじゃないでしょうか。自由な時間があるうちに見聞を広めて、いろんなことを感じてほしいです。情報をみて、聴いて、自分なりに解釈してください。行動はあなた次第です。